#217 「大地震の夢を見た」

 大理石でできたような立派な白亜のフロアの大きいリビングだ。おそらく一軒家で向こうには広いダイニングキッチンもある。ひょっとしたらマンションの一室かもしれないが、外の景色からして1階部分であるようだ。日本なのかシンガポールなのかどこの住宅かははっきりしない。窓から大きな立派な樹が見える。大きく枝を張っている。

 私はリラックスしながらその樹を眺めている。すると今まで木の枝葉しか見えなかったのが、いつの間にかびっしりと鳥がとまっている。気持ちが悪いくらい。しかしよく見ると、その鳥はヒッチコックの映画のような黒い鳥ではない。何だろうとそれらを見つめていた時、いきなり大きな音での地震速報が流れた(ような気がした)。

 家の中で感じる揺れはさほど大きなものではなかった。先日、和歌山県あたりが震源になり、兵庫県南部でも震度3、久しぶりに地震らしいがあったときと同じくらいだった。今回もその程度か。数秒で終わったはずの地震だったが、テレビから流れる画面では高いビルがいくつか崩れ落ちて倒壊している映像が流れていた。こんなに酷いものであったことに驚いた。

 夢なので、場面はすぐに切り変わる。いくら広いリビングだと言っても、そこに何百人何千人という人が避難して来ている。よくこれだけ入ったものだ。それぞれが家族ごとに固まって喋ったり物品をチェックしたりそれぞれに過ごしている。私はその隙間をぬって奥のダイニングに行ったりリビングに戻ったりと忙しく動いている。

 そして何気なく窓の外の樹をもう一度見た。まだ飛び立たずに枝にしがみついている鳥たちの姿をズームレンズがフォーカスしていくようにピントが合っていく。その鳥たちは「鳩」であった。鳩がそのように木の枝にとまるかどうかはわからないが、間違いなく鳩がびっしりととまっていたのだ。覚えているのはその辺りまで。

 この夢は何を象徴しているか(いつもそうだが)よくわからないが、自分の心の深層には、そろそろ本当に大きな地震が来るんじゃないかという気持ちがあることの表れではないかと思う。日頃の準備が大切ね。

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