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#207 「果たしてシンガポールは変わったのか①」
3月24日から6日間、私たちにとっての第三の故郷、シンガポールに「里帰り」してきた。実に18年ぶりに。そしてこの18年という時間は、とうとう私たちがかの地に滞在していた16年間を超えてしまった。今、「人は歳をとるにつれて時間が加速度をつけて流れていく」ということをまざまざと実証されたように感じている。
さて、事前情報と学習で想定していたのは「シンガポールはとにかく日に日に変化し、発展している」「超IT社会になっている。例えばタクシーはすべてアプリで呼び、レストランも現金は使えずスマホでペイする」などというものだった。ある程度、このような状況は世界中で見られることで、特に技術面では世界の最先端を走っているシンガポールでは当然そうであることは想像するに難くない。まだまだ場所によっては相当アナログな日本から行くので、かなりの覚悟を持って行くことにした。
そしてかの地に到着した時、元の会社の秘書のドロシーが現地時間1時過ぎにもかかわらず迎えに来てくれ、ホテル近くの地域、ブギス地区に到着した時、昔のブギスの面影がまったくなく高層ビル街と化していたのを見て、その想定は現実となった気がした。「ここはどこ?本当に昔と同じシンガポールなのかと」。エコノミークラスの代表格のホテル、Village Hotelでさえ豪華ホテルに見え(実際、中身は結構古かった)その翌朝、15階の部屋から眺めた朝の街並みの風景はまるでブギス、アラブストリートエリアとは違って見えた。高層ビル群に朝の少しもやのかかった緩やかな日差しが注がれていて、とても穏やかにきらめいていた。

到着した日は朝4時ごろ(日本時間では5時)から少し仮眠して、10時には友人のエスターさんがさっそく会いに来てくれ、シンガポール・ツーリストパス(公共交通機関に5日間乗り放題)をプレゼントしてくれたので、その後の行程は本当にバスやMRT(地下鉄)を乗り継ぎながらの有意義なものになった。何にも勝るプレゼント、あたたかい心づかいに心から感謝したい。
そしてそれから2つの目標~とにかく「ずっと食べたかったもの」を食べ、「ずっと会いたかった人」に会う~を掲げた旅は続くのだが、その中で「果たしてシンガポールは変わったのか」という問題提起が少しずつ解明されていくのを感じた。それらは18年ぶりだったからこそ感じたのかもしれないが、そうでないのかもしれない。しかし、シンガポールはこれが最後の訪問だという前提で、そしてこれがこれから世界の他の新しい土地に旅を始めるためのテストのような気持ちで行った旅であったのが、帰ってきた今少し変化して「もう一度行きたい」と思っている自分に気がつく。さて、とても一回では書ききれないので、ブログは次に続く。

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