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#191 「エキデン」
2026年新年あけましておめでとうございます。これで私のブログもめでたく3年目に入りました。驚きます。まあ今年も継続。継続は何より力なりです。
新年と言えば駅伝です。なぜ新年の周りに駅伝が重なることになったのか不明ですが、年末から男女高校駅伝、ニューイヤー駅伝、箱根駅伝、そして都道府県対抗男女駅伝と目白押しです。まさに駅伝の季節の真っ最中です。
駅伝は昔からずっと好きでした。ひとつには、地元の兵庫県が「陸上王国」と呼ばれるくらい、ずっと優勝を争うか、そうでなくても上位に食い込む強豪県であったからという理由。そして、もうひとつの理由は駅伝というスポーツの特性にかかわる魅力からでしょう。駅伝は陸上競技としては数少ない「チーム競技」です。しかも、そこに「選手から選手へタスキをつなぐ」という象徴的な姿があります。前の選手が走り終わってタスキを渡すときお互いの身体にタッチしあって、前の選手は後ろの選手にエールを送り、後ろの選手は前の選手の労をねぎらう。そうやってタスキがつながった結果がチームの総合結果として出ていくというまさにチームワークが表れる姿です。
前の選手が力を出し切れなくても後の選手が自分のベストを尽くし、前に走っている選手をゴボウ抜きして補う、まさに駅伝の真骨頂です。観戦している側も一番応援に熱が入り、興奮する瞬間です。

私自身は以前は、メンバーの中に外国人留学生を入れることに不満を感じていました。不公平じゃないかと。しかし、よく考えれば、そんな留学生が普段の練習から一緒に切磋琢磨することで、日本人選手は確実に実力を増してきています。そして現に、留学生選手より速い日本人も出てきている現状、それは「良いこと」と考えた方がいいと思うようになってきました。そして今、日本ではダイバーシティです。社会的包摂です。外国人も含めたチーム作りはこれからの姿かもしれません。
それはさておき、いつも不思議に思っていることがあります。それは「トップを走るチームのぶっちぎり問題」です。「一度トップに出たチームが長く全区間でトップを独占する」状況がなんとなく多いと感じることです。今年の箱根で総合優勝した青学大は1区で出遅れるも往路の最後で逆転し、その後復路はぶっちぎりでした。高校駅伝などは1区から最後までぶっちぎりでした。そしてトップを独走するほど走りがよくなり、その後はトップチームから区間最高記録が出るオンパレードとなるのです。これは、そのチームの実力が圧倒的だからという理由だけではないような気がします。
たまたまではないと思います。明らかにそんな傾向があります。普通なら、独走よりも「何人かを抜こうとして」競っている方が記録は出そうな気がしますし、逆に独走していると気が緩むのではないかと思うのですが、そうではないことが不思議です。「絶対に死守する」という力は、すなわち継続の力。それは「人を追い抜こう」という力よりも大きいということでしょうか。これは何かの啓蒙を含んでいるのかもしれません。例年になくゆっくりと駅伝を見ながら、そんなことを考えました。

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