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#166 「私の2025年問題」
2025年も折り返し地点を過ぎました。暑い暑い、猛暑だと言っているうちにあっという間に年末になるでしょう。歳をとると時間が流れるのが早くなるという言葉はそこここで耳にしますが、どうしてなんでしょう。加速度がついたままシュッといつのまにか消えていく花火のような人生もいいかもしれません。
2025年は私たち介護福祉教育に携わる者には、「2025年問題」のキーワードで長らく講義ネタとしてお世話になってきた年でした。去年は「2025年問題ってよく言われますけど、実は来年なんですよ!」と言って驚かせていましたが、気がついたらそれが今年になっていました。今年は「実は今年なんです!」とまだ驚かせられますが、来年以降はどうしましょう。
そして国の施策もおおかたの講師もそうであるように、今はそれは「2040年問題」という言葉にすり替えています。2040年とは「団塊ジュニアが65歳の高齢者になるとき」で、「もっと大変になるぞー」という年のようです。イベントだけをすり替えてもしょうがないのにね。まずは2025年問題の検証をすべきと思っています。
2025年問題とは「団塊の世代がすべて75歳以上の高齢者になる」年であり、国の介護施政が大きく切迫するという問題です。そう言われてもう20年程度が経つそのいったんの着地点が2025年なのですが、実はもうひとつ私にとって大きい意味がこの2025年にはあるのです。それは私が65歳の高齢者入りをするということです。いや、もちろん私が、だけではなくて共通一時第一回目世代である私たち「ネズミさんチーム」がすべて高齢者になるということを意味します。どや、すごいだろ!
私たち「ネズミさんチーム」は、何かにつけ時代の初めて施行することの実験台になってきたと思います。何か歴史を切り拓いている思いがあり、イノベーション世代と呼んでください。それは共通一時以降もよく感じてきたのですが、それが何だったか思い出せず、ネットで検索してみるも載っておらず、決して私のいつもの思い込みだけではないはずです。もしネズミさんチームがこのブログを読んでいたら「こんなことがあったよ」と教えてください。ちなみに1960年代生まれは「平成の主人公」であるというコラムを見つけました。よければ一緒に読んでください。
平成の主人公 ─1960年以降生まれの日本人 | 大正大学地域構想研究所

2025年は、2025年問題だけではなく、いろいろな「節目」がありました。広島・長崎の被爆から80年、終戦から80年、そして日航ジャンボ機墜落から40年といった具合です。それから阪神タイガースがバース・掛布・岡田の奇跡の三連発で日本制覇した年から40年です。今年は40年の節目に今、着々とその同じ道を辿っているところです。その年1985年は、会社の独身寮の関西出身の連中が集まって、ワイワイと缶ビールとおつまみでパーティーをやりました。懐かしいひと時です。 (写真はオンライン毎日新聞サイトより)
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