#122 「はるかぜ1号」

 どうも風邪をひいたようです。水曜日くらいから症状が出始めて、5日目になりましたが、ぐずぐずと症状が出たり出なかったり続きます。熱はありません。したがって寝込むこともなく、この「症状」以外は食欲も旺盛だし、運動もできるし、ほとんど普段通りの生活です。こういうのが一番厄介です。

 とにかく鼻詰まりがあり、喉の奥で痰が絡まっているような感覚が残りますが、喉が痛いわけでもなく、咳も出ません。しかし、大声を出したり、大笑いしたりすると、この喉の奥の痰が絡まってしばらくせき込んでしまいます。このような症状に効く市販の風邪薬を選んで飲んでいますが、いやはや風邪薬って高い買い物ですよね。それで一時的に症状が治まることがあっても、しばらくするとまたぶり返したりします。

 去年も同じ時期に急に同じような症状を発しました。やはり発熱はなく、その症状から「花粉症」を疑い、「おっさん花粉症一年生」と勝手に名前を付けて、花粉症の薬(これも異常に高い)を服用し始めました。当初はものの見事に効きましたので、我ながら自分の見立ても大したものだと納得したものでしたが、しばらくするとまったく効果が出なくなり、症状だけが残りました。今年も出だしはほとんど同じでしたが、去年の轍は踏まないことをモットーに、今年は風邪薬で始めたのですが、やはり最初は効き目が強く、しかしオンオフで症状がだらだらと続くという意味では去年と変わりません。

 そこで、私は春になったころのこの症状を「はるかぜ1号」と呼ぶことにしました。父親がちょうど同時期くらいから同じ症状で苦しんでおり(やはり熱はない)、年齢のこともあるのか、それは私より強く出ているようです。今のところ、妻はそのような症状は出ていないようですが、これが伝染性ではなく、妻にはうつらないことを祈ります。

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