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#108 「下手の横好き」
今日のブログで108本目です。去年のお正月からブログを始めましたので、一年ちょいでまあまあよく書いた方だと思っています。そんな中、私がひとつ危惧していることは、ブログネタもそれほど泉のように湧いて出るものではないので、そのうち(以前書いたことを忘れて)同じタイトルでほとんど同じ内容で書いてしまわないかということです。で、今日の「下手の横好き」も何となくすでに取り上げたような気がして一応調べてみましたが、なかったようです。でも、そのうちシラッと同じタイトルで同じことを書く日がきっと来ますので、知らん顔して読んであげてください。これは、認知症ケアの理念につながる大切なことですよ。
さて、「下手の横好き」とは本当によく言ったもので、この「横好き」というところが、可愛くて切なくて私はこの言葉が好きです。やっぱり「下手」なので、「そこは大口はたたけないけど、なんか好き」というモヤモヤ感や照れも感じます。
で、私にとっての「下手の横好き」の横綱は、何と言っても「車」です。とにかく運転は下手を絵にかいたような感じです。私は多趣味で一見、器用に見えて(見えないという意見もありますが)実はかなりの不器用です。また、不器用+「どんくさい」ということが加わります。また、回りのものが見ているようで見ていなかったり、聞いているようで聞いていなかったりすることがときどきあります。そんな人が運転しているのですから、まあ危ないです。運転している時にはとにかく集中するように努力しています。
極めつけが「車庫入れ」です。教習所のときもそれで苦労しましたが、正直、それから何十年乗ってもこれだけは一向に上達しません。何せ前向き駐車でもまっすぐにならないのですから。これは、ハンドルをどのタイミングでどう切るかと言う技術的な問題よりも、まっすぐと言うのを物理的、身体的に実現できないという視覚能力の問題かもしれません。(ただし少しでも歪んでいるものはとても気になると言う矛盾がした性質もあります)
しかしそんな私は運転が苦痛かと言うとその真逆で、運転することが好きでたまりません。自動車で行ける範囲であれば、電車やバスではなく、迷わず自動車で行くことを選びます。また、少々遠い距離へのドライブも本当に楽しみに計画したりします。まったく知らない土地へのドライブは楽しいですよね。どうしてこんなに下手なのに運転は好きなのか、そこが謎が深いところです。
運転のみならず、車そのものも好きです。人の車を見ているのが好きです。そして、あんな車やこんな車を自分が乗っているという妄想を膨らませたりします。今、長年のお得意さんホンダの軽自動車に乗っていますが、これは2年前に乗り換えたものです。中古ですが、とてもいい状態です。軽自動車は自身初めてなんですが、どうして軽に変えたかというと・・・理由①大きな自動車はそのうち必ずボコボコになる、特にこれからどんどん歳をとることを考えると軽の方が無難。理由②遠出をすることが少なくなり、街で乗り回すには「軽」がよいと判断。理由③とにかく維持費が断然安いし燃費も悪くないという経済的な理由。ということです。
とにかく夢よりも現実路線に切り替えたんですね。その前に乗っていたミニバンの新車は色やデザイン性なども重視したんですが、結局1年強で方向転換してしまいました。
それでも町を走っていると、とにかく目移りします。「あれ、いいなあ~」というジェラシーがふつふつと沸いてきます。そして、またそれに乗って走っている妄想を膨らませるのです。そしてそれがみんなが乗っていないようなユニークなものならユニークなものであるほど乗りたくなります。My Own Car。下手なのに。
若い時から特に車が好きだったわけではありません。本当に年を重ねてからのことです。でも、この原点はどこだろう。そういや、小学生の時に「将来なりたい職業」というのを書くことがあって「レーシングカーのレーサー」と書いていたことを思い出しました。笑っちゃいますね。
(写真はHONDA公式サイトより)
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